固定費と変動費の違いとは?家計を見直す前に知りたい基本

固定費と変動費の違いを初心者向けに解説。家計を見直す順番、具体例、よくある失敗、固定費チェックリストの使い方まで紹介します。
この記事でわかること
- ✔固定費は毎月ほぼ決まって出ていく支出、変動費は月によって金額が変わりやすい支出です。
- ✔家計を見直すなら、まず固定費を確認すると無理なく効果が続きやすくなります。
- ✔変動費を削りすぎると生活の満足度が下がりやすいため、我慢だけで考えないことが大切です。
- ✔最初は家計簿を完璧につけるより、固定費・変動費をざっくり分けるところから始めれば十分です。
結論:固定費と変動費を分けると、家計の見直し方がわかりやすくなる
固定費とは、家賃や通信費、保険料、サブスク代のように、毎月ほぼ決まって出ていく支出のことです。変動費とは、食費や日用品費、外食費、レジャー費のように、月によって金額が変わりやすい支出のことです。
家計を見直すときは、まずこの2つを分けて考えると、どこから手をつければよいかが見えやすくなります。特に固定費は、一度見直すと翌月以降も効果が続きやすいのが特徴です。
yutoritool.jpでは、投資や副業を考える前に、まず毎月のお金の流れを整えることを大切にしています。家計の土台があると、新しいことに取り組むときも判断しやすくなります。
固定費とは、毎月ほぼ決まって出ていく支出のこと
固定費は、毎月の支払い額が大きく変わりにくい支出です。契約している限り、自動的に支払いが発生するものが多くあります。
たとえば、家賃、住宅ローン、スマホ代、インターネット代、保険料、サブスク代、習い事の月謝などが固定費にあたります。
固定費は意識しないとそのまま払い続けやすい支出です。そのため、見直すときは「今も本当に必要か」「金額は今の生活に合っているか」を確認することが大切です。
- 家賃・住宅ローン
- スマホ代・インターネット代
- 保険料
- 動画配信・音楽配信などのサブスク
- ジム・習い事・月額サービス
- クレジットカードやサービスの年会費
変動費とは、月によって金額が変わる支出のこと
変動費は、生活の仕方や予定によって金額が変わる支出です。食費、外食費、日用品費、交通費、医療費、交際費、レジャー費などが代表的です。
変動費は調整しやすい反面、削りすぎるとストレスにつながりやすい支出でもあります。食費や趣味の支出をいきなり大きく減らすと、生活の満足度が下がって続かないこともあります。
そのため、変動費は「使いすぎを確認する」くらいから始めるのがおすすめです。最初から細かく制限するより、ざっくり傾向を知るだけでも十分前進です。
- 食費
- 外食費
- 日用品費
- 交通費
- 医療費
- 交際費
- レジャー費
- 衣服・美容費
固定費と変動費の違いを表で整理する
固定費と変動費は、どちらも家計に必要な支出です。ただし、見直し方が少し違います。
まずは下の表のように、支出をざっくり分けてみましょう。完璧に分類できなくても問題ありません。迷うものは、毎月ほぼ同じ金額なら固定費、月によって変わるなら変動費として考えると整理しやすくなります。
| 種類 | 特徴 | 主な例 | 見直し方 |
|---|---|---|---|
| 固定費 | 毎月ほぼ決まって出ていく | 家賃、スマホ代、保険料、サブスク | 契約内容や必要性を確認する |
| 変動費 | 月によって金額が変わる | 食費、日用品費、外食費、交際費 | 使いすぎの傾向を確認する |
| 固定費に近い変動費 | 毎月使うが金額は少し変わる | 電気代、ガス代、水道代 | 使用量とプランを確認する |
補足
光熱費のように、毎月発生するけれど金額が変わる支出もあります。分類に迷う場合は、細かく考えすぎず「毎月必ず出ていく支出」として確認すれば大丈夫です。
家計を見直すなら、まず固定費から始めると続けやすい
家計を見直すときに、最初から食費や趣味を削ろうとすると負担が大きくなりがちです。毎日の行動を変える必要があるため、続けるのが大変に感じることもあります。
一方で固定費は、契約を変更したり、使っていないサービスを解約したりすると、その後も効果が続きやすい支出です。毎月1,000円でも固定費を減らせれば、年間では12,000円の差になります。
節約というと我慢のイメージがありますが、まずは生活の満足度を下げにくい固定費から見る方が、初心者には取り組みやすいと感じます。
| 毎月の見直し額 | 年間のゆとり | 考え方 |
|---|---|---|
| 500円 | 6,000円 | 小さなサブスク1つでも年間では差が出る |
| 1,000円 | 12,000円 | スマホオプションや年会費の見直しで届くことがある |
| 3,000円 | 36,000円 | 通信費や保険料の見直しで候補になる金額 |
| 5,000円 | 60,000円 | 複数の固定費を整理できると家計への影響が大きい |
補足
金額はあくまで目安です。実際の削減額は契約内容や生活状況によって変わります。
具体例:毎月の支出を固定費と変動費に分けてみる
実際の家計では、支出がごちゃごちゃして見えることがあります。そんなときは、まず固定費と変動費に分けるだけでも見通しがよくなります。
ここでは、よくある支出の例をもとに、どのように考えるかを整理します。
スマホ代が毎月8,000円かかっている場合
スマホ代は固定費として考えます。毎月ほぼ同じ金額で発生するため、料金プランや不要なオプションを見直す候補になります。
- 通話オプションを使っているか確認する
- データ容量が実際の利用量に合っているか見る
- 家族割やセット割が本当に必要か確認する
外食費が月によって大きく変わる場合
外食費は変動費として考えます。完全にゼロにするより、使いすぎた月の理由を確認する方が続けやすいです。
- 仕事が忙しい週に増えていないか確認する
- 予算を決めすぎてストレスになっていないか見る
- 外食を減らすより、回数や金額の傾向を見る
動画配信サービスを複数契約している場合
動画配信サービスは固定費です。月額は小さく見えても、複数あると年間では大きな支出になります。
- 最近使っていないサービスがないか確認する
- 同じような目的のサービスが重なっていないか見る
- 一度解約しても困らないものから試す
よくある失敗は、変動費だけを無理に削ろうとすること
家計を見直すときのよくある失敗は、食費や日用品費などの変動費だけを無理に削ろうとすることです。
もちろん、変動費の使いすぎを確認することは大切です。ただ、毎日の買い物や食事を細かく制限しすぎると、疲れて続かなくなる場合があります。
固定費を見ないまま変動費だけを削ると、努力しているのに家計全体の改善が小さく感じることもあります。まずは固定費を確認し、そのうえで変動費を整える順番がおすすめです。
注意点
節約は、生活を苦しくするためのものではありません。必要な支出まで無理に削るのではなく、使っていない支出や今の生活に合っていない支出から確認しましょう。
固定費を見直す前に確認したいチェックリスト
固定費を見直すときは、いきなり解約するよりも、まず現状を把握することが大切です。
次の項目を確認すると、どの支出から見直しやすいかが見えてきます。
- ✓毎月必ず支払っているものを書き出した
- ✓スマホ代やインターネット代の金額を確認した
- ✓使っていないサブスクがないか確認した
- ✓保険料や年会費など、内容を忘れている支出がないか見た
- ✓光熱費や通信費のプランが今の生活に合っているか確認した
- ✓見直しても生活の満足度が大きく下がらない支出を探した
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まずは、毎月ほぼ決まって出ていく固定費だけを書き出すところからで十分です。その次に、食費や日用品費など、よく使う変動費をざっくり確認していきましょう。
お金の管理は、細かく記録すること自体が目的ではありません。毎月のお金の流れを見えるようにして、無理なく残せる状態を作ることが目的です。
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固定費の見直しを進めたい場合は、固定費チェックリストを使うと、確認する項目を整理しやすくなります。記事で考え方を理解し、ツールで実際の支出を確認する流れがおすすめです。
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家計を整えるなら、まずは固定費から確認するのがおすすめです。固定費は一度見直すと効果が続きやすく、毎月のゆとりを作るきっかけになります。
変動費は、無理に削るよりも使い方の傾向を見ることが大切です。食費や趣味を我慢しすぎるのではなく、自分の生活に合った支出の形を探していきましょう。