新社会人のお金管理は何から始める?給与日前に困らない基本

新社会人のお金管理を初心者向けに解説。給与日前に困らないための予算の決め方、固定費の確認、貯金の始め方、失敗しやすい支出を紹介します。
この記事でわかること
- ✔新社会人のお金管理は、最初から完璧な家計簿を作るより、給与の使い道をざっくり分けることが大切
- ✔給与日前に困らないためには、固定費・生活費・自由費・貯金を先に分けておくと管理しやすい
- ✔初任給後はスーツ、家電、交際費、サブスクなどで支出が増えやすいため、最初の3か月は特に注意したい
- ✔毎月1万円でも残せる仕組みを作ると、急な出費や将来の選択肢に備えやすくなる
- ✔まずは固定費チェックリストで、スマホ代・サブスク・保険・通信費などを確認するのがおすすめ
結論:新社会人のお金管理は「給与を4つに分ける」ことから始める
新社会人のお金管理は、最初から細かい家計簿をつける必要はありません。
まずは、毎月の給与を「固定費」「生活費」「自由費」「貯金・予備費」の4つに分けることから始めると、給与日前に困りにくくなります。
社会人になると、学生時代より収入は増えます。一方で、家賃、スマホ代、交通費、食費、交際費、仕事用の服や道具など、自分で払う支出も増えやすくなります。
大切なのは、初任給をもらった直後に気が大きくなりすぎないことです。最初の数か月は、自分の生活にいくらかかるのかを知る期間と考えましょう。
yutoritool.jpでは、お金の管理は完璧な家計簿を作ることではなく、毎月のお金の流れをざっくり把握することからで十分だと考えています。
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新社会人が最初に確認したい4つのお金
新社会人のお金管理では、まず給与の使い道を大きく分けることが大切です。
最初から細かく分類しようとすると続きにくいため、まずは4つに分けて考えましょう。
| 分類 | 主な内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 固定費 | 家賃、スマホ代、通信費、サブスク、保険料など | 毎月必ず出ていくため、最初に把握する |
| 生活費 | 食費、日用品、交通費、最低限の買い物など | 使いすぎると給与日前に苦しくなりやすい |
| 自由費 | 外食、趣味、美容、服、飲み会、推し活など | 最初に上限を決めておくと安心 |
| 貯金・予備費 | 急な出費、帰省、冠婚葬祭、家電購入など | 少額でも先に分けておくと残しやすい |
補足
金額を細かく決める前に、まずは自分の支出がどの分類に入るのかを確認するだけでも十分です。
手取り20万円の場合の予算例
新社会人のお金管理で迷いやすいのが、「結局、毎月いくら使っていいのか」という点です。
手取り額や家賃、実家暮らしか一人暮らしかによって変わりますが、最初はざっくりした目安を作ると判断しやすくなります。
たとえば手取り20万円の一人暮らしなら、次のように分ける考え方があります。
| 使い道 | 月額の目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 家賃 | 60,000円 | 住む地域によって大きく変わる。無理のない範囲にする |
| 水道光熱費・通信費 | 20,000円 | 電気・ガス・水道・スマホ・ネット回線を含めて確認 |
| 食費・日用品 | 45,000円 | 自炊と外食のバランスで変わりやすい |
| 自由費 | 35,000円 | 飲み会、服、美容、趣味など。上限を決める |
| 貯金・予備費 | 20,000円 | 最初は1万円でもよいので先に分ける |
| その他 | 20,000円 | 交通費、医療費、帰省、急な買い物などに備える |
補足
これはあくまで例です。家賃補助の有無、実家暮らし、勤務地、通勤方法によって必要な金額は変わります。
初任給後に増えやすい支出
新社会人になると、収入が増えた安心感から、思った以上に支出が増えることがあります。
特に最初の3か月は、仕事に慣れるための出費や、環境の変化による買い物が重なりやすい時期です。
仕事用の服や靴をまとめて買ってしまう
スーツ、シャツ、靴、バッグ、時計などを一気にそろえようとして、初月だけで5万円以上使ってしまうケースです。必要なものはありますが、最初から全部を高額なものでそろえる必要はありません。
- まずは最低限必要な枚数を確認する
- 買い足しは1か月働いてからでも遅くない
- 仕事の服装ルールを見てから判断する
歓迎会や同期との外食で自由費が膨らむ
1回4,000円の飲み会が月4回あると、それだけで16,000円になります。さらに二次会やカフェ代が重なると、給与日前に残高が少なくなりやすいです。
- 交際費の月上限を先に決める
- すべての誘いに無理に参加しなくてもよい
- 参加したい予定を優先する
サブスクを増やして固定費がじわじわ上がる
動画、音楽、クラウド、学習アプリ、ジムなどを軽い気持ちで契約し、月額500円〜2,000円の支出が複数積み上がるケースです。
- 無料期間終了日をメモする
- 毎月使っていないサービスは解約候補にする
- 月額ではなく年間支出で見る
給与日前に困らないための順番
給与日前にお金が足りなくなる原因は、収入が少ないことだけではありません。
入った給与を何となく使い始めてしまい、固定費や必要な支払いを後回しにしてしまうことも原因になります。
給料が入ったら、次の順番で分けると管理しやすくなります。
- 1家賃やスマホ代など、必ず払う固定費を先に確保する
- 2食費や日用品など、生活に必要な支出の予算を決める
- 3貯金や予備費を少額でも先に分ける
- 4残った金額の中で自由費を使う
- 5月末に使いすぎた項目だけ確認する
注意点
自由費から先に使うと、月末に家賃やカード請求で苦しくなることがあります。先に必要なお金を分けておく方が安心です。
新社会人がやりがちな失敗
お金の管理に慣れていない時期は、失敗しても不思議ではありません。
大切なのは、失敗を責めることではなく、次の月に同じ形で困らないように仕組みを変えることです。
クレジットカードの請求額を見て驚く
初任給で余裕があると思い、服、家具、外食、ネット通販をカードで支払い、翌月に8万円以上の請求が来て焦るケースです。
- カード利用額を週1回確認する
- 大きな買い物は給与日直後でも一晩考える
- 分割払いやリボ払いは仕組みを理解してから使う
貯金を余ったらするものにしてしまう
月末に余ったら貯金しようと思っていても、外食や買い物で使い切ってしまい、結局ほとんど残らないケースです。
- 給与日に1万円だけ別口座へ移す
- 最初は金額より続けることを優先する
- ボーナス頼みにしすぎない
生活費の目安がわからず我慢しすぎる
節約しなければと思いすぎて、食事や休息まで削ってしまうケースです。短期的には支出が減っても、体調や仕事への影響が出ると続きません。
- 食費や睡眠に関わる支出は削りすぎない
- まずは固定費や不要なサブスクから見る
- 我慢ではなく、優先順位を決める
固定費を見直すと管理が楽になる
新社会人のお金管理では、毎日の細かい支出よりも、まず固定費を確認するのがおすすめです。
固定費は、家賃、スマホ代、通信費、サブスク、保険料など、毎月のように出ていく支出です。一度見直すと、その後も効果が続きやすいのが特徴です。
たとえば、使っていない月額1,000円のサブスクを解約するだけでも、年間では12,000円の支出を減らせます。
編集部としても、最初から食費や趣味を大きく削るより、まず固定費を見える化する方が続けやすいと考えています。
| 月額の見直し額 | 年間の差 | 考え方 |
|---|---|---|
| 500円 | 6,000円 | 小さなサブスクでも年間では差が出る |
| 1,000円 | 12,000円 | 新社会人の予備費としても大きい |
| 3,000円 | 36,000円 | スマホ代や通信費の見直しで出やすい差 |
| 5,000円 | 60,000円 | 家計全体への影響がかなり大きい |
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固定費チェックリストで支出を確認する貯金は少額からでいい
新社会人になると、「毎月いくら貯金すればいいのか」と悩むことがあります。
理想の金額を考えることも大切ですが、最初から大きな金額を目指しすぎると、生活が苦しくなって続かないこともあります。
まずは毎月5,000円や1万円など、無理のない金額を給与日に分けるだけでも十分です。
大切なのは、貯金を余ったお金でやるのではなく、先に分けておくことです。少額でも続けると、急な出費に対応しやすくなります。
補足
引っ越し、帰省、冠婚葬祭、家電の故障など、社会人になると急な出費も増えます。予備費が少しあるだけでも、気持ちに余裕が生まれます。
今日できる新社会人のお金管理チェックリスト
お金の管理は、始める前に気合いを入れすぎなくても大丈夫です。
まずは今日できることを1つだけ選んで進めてみましょう。
- ✓今月の手取り額を確認した
- ✓家賃・スマホ代・通信費・サブスクなどの固定費を書き出した
- ✓食費や日用品に使える金額をざっくり決めた
- ✓自由費の上限を決めた
- ✓給与日に貯金する金額を決めた
- ✓クレジットカードの利用額を確認した
- ✓使っていないサブスクがないか確認した
- ✓月末に見直す日を1日だけ決めた
補足
全部を一度にやる必要はありません。まずは固定費を書き出すだけでも、お金の流れはかなり見えやすくなります。
家計簿が続かない場合の考え方
新社会人のお金管理で、家計簿アプリやノートを使おうとして挫折する人もいます。
毎日すべての支出を記録できなくても、お金の管理に失敗しているわけではありません。
家計簿が続かない場合は、毎日記録するのではなく、週1回だけ残高とカード利用額を見る方法でも十分です。
まずは「何にいくら使ったか」を完璧に記録するより、「給与日前に困らない状態」を作ることを優先しましょう。
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まとめ:新社会人のお金管理は、ざっくり分けるだけで始められる
新社会人のお金管理は、最初から完璧な家計簿を目指す必要はありません。
まずは給与を固定費、生活費、自由費、貯金・予備費の4つに分けるだけでも、給与日前に困りにくくなります。
特に最初の数か月は、仕事用の服、外食、サブスク、家具家電などで支出が増えやすい時期です。気がついたらお金が残っていない状態を避けるためにも、給与日に使い道を分ける習慣を作りましょう。
お金の管理は、我慢するためではなく、自分の生活に少しずつゆとりを作るためのものです。まずは固定費を確認し、毎月少しでも残せる形を作るところから始めてみてください。